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始動


七草が終わるとやっと日常、という気がする。
生活のリズムも私のペースに戻る。

ぐしゃぐしゃにしたままの楽譜などを取り出し並べてみる。
伴奏のテープを持っている曲を
片っぱしから歌ってみる。
(多分、一気に歌い始めるのはよくないのだろうけれど)

レッスンの時、前に出て通しで歌う機会があった曲はたいてい
歌詞は全部覚えていた。
しかしながら、半年、もっと前の曲になると
歌い始めるとあやふやになっている。
楽譜を探し出して、あ、そーか、と思いながら歌ったりする。


今年は、できるだけ自分の声を聴こう。
歌い流しであろうが、練習途中であろうが
できるだけテープに録って
聴き直してみようと思う。

自分で気持ちよく声が出ている感覚が
そのまま聴いて心地よい、とは限らない(ことの方が多い)
気持ちがたっぷり入った感覚で歌うと
自分で聴いても「重たい」感じがすることがある。
高音が気持ちよく出ていると感じても
聴いてみるとキンキンしていたりする。
言葉がぞんざいになっていることに気付くこともある。

ダメなところだらけでイヤになりそうだけれど
やっぱり、聴くところから始めなくては、と思っている。


来週には発表曲の自己申告(笑)

1つは「ひまわり」のつもりなのだが
もう1つは‥ どうしようか‥

頭にあるのは「人生は美しい」

友人のお母さん、白血病と闘っている方が
聴きに来てくださるかもしれない。
(クリーンルームに入っていなければ)
1曲はその方のために、と思っている。

この曲を初めて聴いたとき
私は神戸の震災のあと創られたのか、と思った。
実際は戦争のあと、のことらしいのだが
震災に生き残ることも
闘病に生き残ることも
同じように「生きる喜び」だと思う。


しかしながら、まだ、迷い中。

もちろん、許可されるかどうかは、わからない。


歌える日には、歌おう。
すぐに頭が痛くなって、何もできなくなるんだから(笑)

by sararaM | 2009-01-08 14:54 | 石の上にも‥ 3回目 | Comments(0)