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Couplets おしゃべりの文化



私が練習中の「シェルブールの雨傘」の
最初の部分は「クープレ」である。

「語り」と言っていいのか、
バラードというと少し違ってくるのか
細かいニュアンスはあまりよくわかっていないのだが
譜面どおりにリズムに乗って
なめらかに歌うのでは「ない」ことは確か(笑)

で、このクープレなのだが
大阪と東京では「語り」の加減がやや違うらしい。
東京の方は比較的音に乗せて、らしいのだが
大阪では、おもいっきり、語る(笑)

大阪ではおしゃべりの文化の土地柄だからかなあ
と、先生。

それは、ライブなどで
曲と曲の間の
MCと言うのか?ちょっとしたおしゃべりなどでも違うらしい。
東京は歌うことが中心で
おしゃべりが過ぎると「早く歌ってよ」というような雰囲気
それに比して大阪では
しゃべれないと話にならない(笑)
歌い手さんの中には
歌っている時間よりおしゃべりの時間のほうが
よほど長い方もおられる、とか。

私が実際に大阪と東京を渡り歩いて比べたわけではないので
確かなことかどうかはわからないが
さもありなん、という気はする。


かくして、私は
 ♪ 行かないで~  ではなく
   「行かないで!」 と、
真剣に、練習を繰り返すのであった。

by sararaM | 2008-02-28 00:13 | 2度目の発表会へ | Comments(2)

Commented by a-ki at 2008-02-28 13:13 x
東京でも歌ってる関西の人で、
何曲か歌詞を大阪弁で歌ってる人がいるけど、あれ面白いよね。
例えば、Youtubeで「辻馬車」で検索すると出てくるのとか。
「語り」も歌と同じで人によって違うよね~
Commented by sararaM at 2008-02-28 14:56
☆ a-ki さん
観て来ました~
初めての発表会で「辻馬車」を歌った人がいたのですが
大阪弁になると趣が変わりますね。
あ~ でも、大阪弁のセリフのシャンソンを聴くのは初めてでした。
興味深い曲を紹介していただきありがとうございます。