自分の声を聴く
私はテープで聞く自分の声がキライだった。
だから、シャンソンのレッスンで録音して帰っても、あまり聞くことはなかった。
注意されたことはその場でメモしたり、頭に入れたりでしのいでいた。
しかし、発表会というものが目標になったとき、いつまでもそうは言っていられなくなった。
で、自宅練習で自分が歌うのを録って、聴く、ということを始めた。
自分がその「つもり」で歌っているのと、聴いてみるのとでは大違い。
できていないところ、特に伴奏のピアノとの関係を客観的に捉えることができるようになった。
今は、音程やリズムがまだ危うい段階でも、できるだけ録って聴くようにしている。
だって、自分が聞くに堪えないような歌では、お客様に聴いていただけるわけがない。
まず、自分が気持ちよく聴けるように。
それができて初めて、何を伝えたいか、伝わっているか、という
次の段階を考えられるのだと思う。
自分の声による歌をつないでBGMにして、気分よく動けるようになればいいのだけれど。
by sararaM | 2007-09-19 23:12 | シャンソン | Comments(6)
自分の声に聞きなれ納得しているのは巷に溢れた自分のCDレコードや映像通していつも見て聴いているアーティストや歌手の人らぐらいでしょうね~
初めてテープで自分の声を聞いた時は
二度と聞きたくない!! と、思いました(笑)
でも、歌のお稽古を始めて
そのなんとも言えない落ち着かない気持ちに耐えて
聴いて初めて、練習が進みます。
プロは自分の声を聞いて、うっとりするのでしょうか?ギモンだ~
恍惚の人でした。