ああ、イタリア語が‥


追憶10

私自身の歌の方は、というと‥

「雪が降る」はアダモの原曲を繰り返し聴いていたのだが、
フランス語のフレーズが1つ2つと残るようになり、
フランス語で歌いたいと思い始めたのだ。
たまたま購入したシャンソンの本に、
カタカナでルビをふってくれているのものがあり
アダモと聞き比べてカタカナでチェックした。
「音」として意味不明の
カタカナのられつを覚えると言うのは、かなりの苦痛。
台所に貼り、洗濯場に貼り、
お風呂の中にひっかかるところをメモして持ち込み、
ただひたすら、見て、口ずさんで、の繰り返し。

でもね。どうにかなるものなのだ(笑)
いつの間にか、勝手に口から出るようになっていった。


それに味を占めて、イタリア語も何とかなるだろう、と。

ただ、カンツォーネ「青空に住もう」にカタカナルビはない。
イタリア語の歌詞(もちろん読めない)を見ながら
ミーナという人の原語の歌を聴き、
ほんの短いフレーズを
止めては聴き、書き取り、また、繰り返し、を続けた。

何とか1曲をカタカナに直すのにかなりの時間がかかり、
それを覚え込むのに、また、たっぷり時間を費やした。
そこまで行かなければ、歌の練習は始まらない。

日本語の歌詞の曲を選択しているみんなとは、
スタート地点がずい分後ろだったのだ。


さあ、私の個人レッスンの順が回ってきてた。
イタリア語で歌う。
ほぼ暗譜で歌える状態にしてある。

歌い始めて、曲の半ば、先生の声。
「待って。イタリア語、おかしい」

えっ???

ここも、そこも、あっちも、こっちも‥

聴き取りでカタカナ変換したイタリア語の発音は、
ほとんど全滅だったのだ‥

その日はイタリア語のチェックで時間が過ぎていった‥
頭の中は、真っ白‥  
ならいいのだが、覚えきったイタリア語もどきがぎっしり。
メロディが流れると、勝手に口をついて出てくる。

どうする!

正確なイタリア語も、
全て見てもらえたのではないからよくわからないまま。


スタートに戻った、ではなく、
さらに後退し、マイナスからの再出発とあいなった。
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by sararaM | 2007-08-17 10:42 | 追憶 | Comments(0)