ひぞりば
今気になっている歌の一節に
♪~ひぞりばも舞う~
という部分がある。
この「ひぞりば」について調べてみたら
「ひぞり」は「乾反り」で、乾いて反りかえること、もの、とある。
なので
「ひぞりば」は「乾反葉」で、
散ってすぐの鮮やかな赤や黄色の落ち葉ではなく
それが乾いてカサカサと音を立てるようになったような、
そんな落ち葉・枯葉のことだろうと推察される。
ただ、
「ひぞりば」という言葉そのものは
広辞苑にもなければ、季語などを探しても出てこない。
(私の探し方が悪い?)
ネットであれこれ探して、唯一見つけたのが
薄田泣菫の「ああ大和にしあらましかば」の文章の中だった。
・・・・一部抜粋
日は木(こ)がくれて、諸(もろ)とびら
ゆるにきしめく夢殿の夕庭寒(さむ)に、
そそ走(ばし)りゆく乾反葉(ひそりば)の
白膠木(ぬるで)、榎(え)、楝(あふち)、名こそあれ、葉広(はびろ)菩提樹、
道ゆきのさざめき、諳(そら)に聞きほくる
・・・・・・・・・・・・後略
「ひぞりば」について何かご存知であれば
ご教示いただけるとありがたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by sararaM | 2014-01-31 23:22 | シャンソン | Comments(10)
絵空事ならしょっちゅう言うてますねんけど。
チョベリバやったら こんなコメントのこと言いますねけど。
歴史や様々なことに造詣の深いくじびきさんから
何かでてくるかしら、と期待しておりました~
その後、短歌の中に漢字で出てくる例がいくつも見つかりました。
歌集の題名にもされていました。
どうやら古典的な言葉のような気がしますが、まだよくわかりません。
きちんとしたことがわかりましたら、またアップいたしますね。