不調の時は褒めてもらえる?
行けるか?と、案じた昨日のレッスン。
朝、世の中が回っていなかったので、行ってみることにした。
外に出ると、家の中でじっとしているのと刺激量が違う、と実感。
家の中では動くものもないし、
カーテンを引いたままなので、光もないし。
それで落ち着いたと思ってしまってはいけないのだな‥
バスから駅前に降り立ってみると
もう異次元空間に入ったみたい。
回りこそしないが、ゆるやか~に揺れる自分と異なる世界‥
私一人だけが緩慢な動作で動いている。
急に振り向いたり、視線を動かしたりするとグラリとくるので
かなり怪しい雰囲気で移動。
レッスンは「街」の講義を受けた後、個々の発表。
今日は一番手。
「もしもあなたに逢えずにいたら」
低いだろうけど、とりあえず原調(先生のKey)。
の指示でで歌い始める。
1番が終わったところでストップ。
「よう、勉強してきたねえ~」と。
Keyの変更。
半音で3つ上がる。
頭にくる休符が気になって
右手で拍子をとりながら、歌う。
まだ伴奏に慣れていないので
探りながら、考えながら、
どうしても必死でついていく感じになるってしまう。
「一度目の歌としては、とてもよくできています。
よく、あってるし。発表会で歌ってもええんちゃう?」
「歌がまだこなれていないので、ついていくだけになってしまっている。
拍は大丈夫だから、次は「言葉」に重きを置いて。
歌い流しにならないように。」
言葉で説明しにくいから、と
ひとりの生徒を真ん中に立たせて、
♪ 手を引かれて 歩いてきた~ ♪
「真っ暗な闇の中、死の世界にいるときに
どこからか手が差し伸べられ、その手に引かれてゆるゆると歩きだしてくる‥
こんなイメージ、ね。
そういうところを、ぱぱっと歌い飛ばさないように。」
♪ あなたが歌う その詩の中に~ ♪
「そのしのなかに~ は、「詩」は漢字のイメージで。
ソノシノナカニ にならないように。」
う~ん。難しいぞ。
でも、頑張ろう。
漢字で書かれた、縦書きの言葉に気持ちを載せて
聴いている人に届くように。
2年前、この曲をクラスの仲間が練習していた。
それを聴講していて、気に入って、私も自分で練習した。
2週間前に初めて見た曲ではない。
それでも、ほめていただくことはうれしい。
また、曲が私に合っている、と言われることはとても珍しい。
あれも、これも、それも、合っている、と言われる人もいるのだが。
私が褒めてもらえることはめったにない。
この前はいつだったっけ?と思い返してみて
片頭痛が出た後、光がダメで、
サングラスをかけたまま出席したときだったと思いだす。
私がひどい体調不良の時は、褒めてもらえる???
なんで? と、考える‥
体調がマシな時は、気負い過ぎているのかもしれない、と思い至る。
めいっぱい練習したし、よし頑張るぞ、という感じでマイクを握ると
どこかしらに力が入っているのかもしれない。
昨日などは、教室にたどり着くだけで精いっぱい。
気分が悪くなってもカルチャーの中だから救急車くらい呼んでもらえるだろう
くらいのつもりで行っているので
うまく歌おう、とか、雑念の入る余地がない。
それがいいの??? かもしれない(笑)
やや無茶な外出をしたので
今日はまた、おとなしくしている。
大きな波の振幅が治まるには、まだしばらく、かかりそうだ。
by sararaM | 2009-10-03 15:31 | シャンソン | Comments(8)
体調が悪いときは力が抜けていいのかもしれません。
でも、自分では納得できませんよねー? 笑
音程が怪しくなったり、息漏れがひどくなったり
色んな現象が起こるんでしょうねぇ~~。 私は緊張すると
めちゃ音痴になります。 笑
先生のレッスンでは、いつも「音痴!」と怒鳴られています。 ひゃはは~
「気持ち」って、声にすごく影響しますよね~
グループレッスンで、前の人が厳しく指導されてると
次の人、声が出なくなります(笑)
方に力が入っていない状態で歌えなくっちゃいけないのでしょうね。
休んでしまう私からみれば、ほんと立派です!
それにしても、先生のアドアイスは具体的で的確、グループとは言え、すばらしいレッスンですね。
来月は、体調が悪くならないように祈ってます♪
個人レッスンなら休んでるかもしれません。
でも、グループは1回抜けると、ついていけなくなるので‥(笑)
とにかく出席することが続く「コツ」だと思います。
10月の初めにめまいが起きて、家にこもっていました。
昨年より軽かったので、かなり落ち着いてきました。
このまま11月まで、持ちこたえてほしいで~す。