廃番


文房具が好きだ。
手帳などはことのほか。

スケジュール帳はつややかな革の外側にリフィルを厚くはさんで・・
という生活をしていたのは昔。
足を傷めて、腰を傷めて、
そのたびに持ち物の総量を減らす工夫をした。

最初は一枚革の男物のカバンを軽い素材に変更するところからスタート。
以来、中に入れている諸々の大きさを変え、素材を変え。

今やカバンはグラム単位でチェックして
ほとんど薄い袋のようなものに(笑)
(現在のものは200グラム)

分厚かったスケジュール帳は
カバーも何もない厚さ4ミリくらいの手のひらサイズに。
このシリーズはカバーに好きなリフィルをはさんで使うタイプなのだが
これだけは厚手の表紙で単体で持てる。
見つけてから3年、便利に使ってきた。


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今年も新しい手帳が出てくる季節。
この手帳は数が少なく、売っているところも少なく、
すぐになくなってしまうので、早く手配しなくては・・
ということで、ネットを検索するが型番でヒットしてこない。
メーカーの中で検索しても見つからない。

仕方なしに電話で問い合わせると
昨年のもので廃番になったという。

あら、あら、あら~

せっかく使いやすいものと出逢えたと思っていたのに
たった3年のお付き合いで終わるのか・・
また、あれこれ、お試しから始めなくてはならない。

私が気に入ったものやお店は、
なぜだかよく消えて行く。
駅前でいいなと思ったお店など、3年ももたなかった。
いつも使っていたシャンプーも
よく食べていた食品も。

気に入ると、一筋で可愛がるので
なくなってしまった時の落胆は大きい(笑)

私って・・・マイナーなのね。








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by sararaM | 2014-09-24 23:36 | 日常 | Comments(5)

四半世紀を超えて


私の物置部屋を片付けていたら
いろんなものと一緒に
袋に入ったハンドタオルが出てきた。

遥か昔、息子が幼いときに、
なんだったかで義母にいただいた覚えがある。
中を見て、もう一度袋に入れなおして
そのまま大事にしまってしまったようだ。

タオルを出して、懐かしく広げてみて、
そこで初めて気が付いた。
端っこの、スヌーピーの足の裏に、刺繍で息子の名前が!

そのときはたぶん、広げることまではしなかったのだろうと思う。
とても丁寧に細やかに施された刺繍。


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おかあさん、ありがとね。
そのときに気付かなくて、ゴメン。

夫に、ほらほら、と見せる。

ああ、おふくろの字やなあ。

そう、私の字体とは全く違う(笑)

料理も手仕事も、何でもきちんとした仕事をする人だった。
年が明ければ亡くなって15年。
久しぶりに義母をそばに感じた。

今日は彼岸の入り。
何をつくろうかしら。





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by sararaM | 2014-09-20 13:42 | 日常 | Comments(6)

シャンソンクリニック

sararaのプチ冒険~
(昔、突然、東京日帰り大冒険というのをやったので)

リッツのヘロヘロの上に歌の練習のヘロヘロを重ねて、
復活の見通しがたたないのにどうしても行きたかった。
もうこれは、プチ冒険するしかない。

リッツより練習よりもっと遠い2時間超の道のり。

ピアニストの吉田幸生さんが
「シャンソンクリニック」というものを始められる。
偶然知ったのだが、ミニ講座+2曲歌える、というもの。
お名前は前々から存じ上げているし、
シャンソンの索引にはいつもお世話になっている。
夏の友人たちのコンサートも吉田さんだった。
なのに、ご本人には一度も遭遇していない。
だから、お逢いしてみたいのと、講座をお聴きしたいのと。
譜面や歌に関して「変」なところはズバズバ指摘していただけるという。
これは何とも、楽しみではないか。

会場も初めてのところ。
前々日に電話で尋ねたら、予約しなくてもかまわないとのこと。
で、当日にならないと体調不明な私は、安心したのだった。

スタート2分前くらいに到着。
小さな可愛いところで、
私は10番目のようだが、すでにテーブルとイスがびっしり。
前列に1つ空いていた席に座らせていただく。

初回のミニ講座は
「見やすい楽譜とは その1」
驚いたことに、きちんとレジュメをつくっておられる。
印刷フォントも見やすい。
お話の途中に1人また1人と参加者が来られる。
イスを出してテーブルを置いて、
だんだん出入り口のあたりまでいっぱいになってくる。
結局、15人になっただろうか。

楽譜を貼り合わせるのに使うべきテープのところで、
サージカルテープがよいとのお話。
私はずっとメンディングテープを使っていた。
で、その紙テープは100円ショップのものがよいらしい。
何種類も買ってこられていて、
何と、初めてなのでプレゼントしてくださるという!
会場はおおいに沸く!!

プレゼントは誰からいただいてもうれしいが
私にとってピアニストさんというのは
いつもつたない歌をカバーしていただき、
申し訳ない気持ちで、お願いする存在なので、
そういう方に気遣いしていただく、というのはある種の驚きだった。
そんなうれしいサプライズが、場の雰囲気を高揚させたのではないかと思う。


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最後に質問コーナー、あり。
私は、歌詞の中で、
セリフでしゃべりたくてメロディラインを弾いていただきたいところの書き方を質問。

全部を通して、
音楽用語などを無理して使うより、
相手に伝わるように言葉で書いてもかまわないのだよ、と教えていただいた気がする。
譜面の状態も、相手が使いやすいように。
お願いする相手の立場で考えたら、おのずと答えが見えてくるような気がした。

さて、歌に移る。

一言で言うと、
ああ、世の中にはしっかり声が出て歌のお上手な方がたくさんいらっしゃるのだなあ
ということに尽きる。
姫路や交野、私のように2時間超のあちこちから歌いに来られた方々。
津々浦々で、自分の歌を歌い、磨いておられる方のなんと多いことよ。

・とてもいいわ
・時は魔法ね
・群衆
・人生は過ぎ行く
・逢引き
・青春の旅立ち
・スカーフ
・恋心
・サンフランシスコの6枚の枯葉
・マドモアゼル・シャントゥ・ブルース
・この胸のときめきを
・私の心はヴァイオリン
・群衆

・笑わないで
・タラッサ
・ジャッキー
・行かないで
・枯葉
・愛は君のように
・生きる
・サンタルシアの酒場娘
・私の孤独
・ジュテーム
・古いパリの岸辺に
・ひまわり
・黒い鷲

(その場のメモなので、間違いがあるかもしれないが)
   → 曲名、誤りのご指摘をいただきました。
     上記は訂正してあります。
     「とてもいい」× → 「とてもいいわ」○
     「古い河の岸辺に」× → 「古いパリの岸辺に」○
     ご指摘、ありがとうございました。

個人的には
「人生は過ぎ行く」を歌われた男性がとてもいいお声で
もともとあまり好きではない仏語の歌が、心地よく感じられた。
「サンタルシアの酒場娘」は、ピアニストさんも初めてだという歌。
帰って調べたら、タンゴのようだ。


4時半終了。

梅田へたどり着いたあたりで
バッテリーが切れたか、急にしんどくなる。
しゃがみ込みたい気持ちを奮い立たせてJRから地下鉄へ。
ここの乗り換えで、標識通りに行くと、何だか遠く離れた地下鉄の乗り口へ誘導される。
なぜ、伊勢丹の食料品売り場を通過して、
北のはずれの改札まで行かねばならないのだっ!!
で、20分もかかってしまった。
梅田からまだ1時間半、先は長いと言うのに。


へろへろが3乗になり、当分何もできない。
それでも、出かけて行けてよかったと思う。
譜面の足りない部分など、指導していただけた。



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吉田さんは、お写真で拝見するより、
よほどハンサムな方だった。

来月、また、行けるといいな~





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by sararaM | 2014-09-11 16:55 | シャンソン | Comments(5)

「ら」の次は「た」


へろへろが復活しないまま、月に1回の歌の練習日。
お盆から後、ほとんど声を出していない私。
ここしばらくは苦手なテンポの速い、リズムのとりにくい曲を練習しているので
練習をさぼると、てきめん、テンポが遅れ、リズムに乗れなくなる。

それでも。
逃げ出したらもっとひどくなるのは目に見えているので
そろそろと歩いて
(背中から腰が張っていて、たったか歩けない)
バスと電車と地下鉄と電車と徒歩で、でかける。
我が家から行きたいところは、たいていこんな感じ。
せめて大阪市内だと、1つ電車が減るのだけれど。

久しぶりに発声練習から。
最初の音を探して、自分の声帯がおどおどしているのがわかる。
ロングトーンはお腹に力が入らなくて、ロングにならない。
いつものごとく、声を出すことそのものに難がある。

さて、何か月も課題にしている曲は「パリの空の下」
私の苦手が凝縮されたような曲。
・後半のフランスチックな音が取れない
・速いテンポについていけない
・音のつながりがなめらかにならない
・息が続かない
でも、たまには強い意思で苦手なものに取り組まないと
いつまでたっても歌えないまま。

今でも先は長いが、少なくとも少しは進んでいると思いたい。

前々回、歌詞の中にたくさん出てくる、
♪パリの空の下に  の「ら」が気になるとご指摘を受けた。
そこからかなり気を付けて発音しているつもり。

で、今回は「た」だった。
「ら」はどうやら、気にならない程度には修正できたようだ。

よーし。
「た」を頑張るぞ(笑)

あと、1つの音を的確に当てに行くこと。
いつも何だか音が広がって行くそうだ。
こうしたらできる、という答えがわからないので難しい課題。

最後に歌った1曲は「サンジャンの私の恋人」
本家の西原啓子さんで。
https://www.youtube.com/watch?v=Qh4iqYyPoSw


まだ暑いけれど季節は秋に向かっている。
秋に歌いたい歌もあれこれある。
「パリの空の下」も継続しつつ、
自分が歌いたい曲にも進もう。
苦手な、苦しい曲だけでは、やっぱりつらいからね。

・・・・・

次の発表の時期が決まった。
来年の3月。

新しい曲を選ぶのなら、急がねばならない。
ステージが決まると、やはり気持ちに張りが出る。
テストがないと勉強しない子どもみたいなものだ(笑)

何を唄おう・・
うれしいな。

・・・・・

帰り道、
実家の駅を通過する。

今回はごめん。
駅から10分弱の歩きは、つらい。
顔を見せたら喜ぶことはわかっているだけに、
そのまま通過は、申し訳ない。

だけど、1歩踏み外すと、また1か月2か月と動けなくなるのは見えているので。
少し休憩して、落ち着いたら行くからね。






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by sararaM | 2014-09-04 14:19 | シャンソン | Comments(4)