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発表会明けのレッスン。

体調がイマイチで、休もうか、と思ったが
会計報告があるので
それについての説明が必要。
やっぱり行かなくっちゃ、と、15分の遅刻。


発表会明けなので、鼻歌の感覚で歌えるのを
と、先生。

・カナダ旅行
・トム・ピリビ
・囚人
・ブン
・パリのいたずらっ子

最後の ・パリのお嬢さん は時間切れ。

囚人、以外はテンポが速い曲で
私には身体も頭も付いていくのが難しい。

何より、片頭痛から脱却しきっていないのか
音を聴くこと、そのものがつらかった。

90分で1曲くらいを、ゆっくりお願いしたい
というのが、メンバーの願いなのだが
やっぱり、これからもこのペースのようだ。

次回、どれか1曲を選んで
歌を披露、という宿題が出ている。



レッスン後に、会計報告。

ネットなどで目に留まる要項などを見ると
参加費~~~円
というような形で書いてあったりするが
うちは、かかった経費を参加した人数で割り算する
というような形式でスタートしている。

初めての去年は、見当もつかなかったが
今年は昨年を踏まえて、
だいたい何にいくらくらいかかるかを予想して
予算を立てて会費を集めている。
何とか予算内に収まり、少額だが返金できそうだ。

今年の実際を基にして
発表会を開催するにあたっての予算概略を
全員で確認しておく。
それが、次へつながってくる。

例えば、
会場をライブハウスからホールにすると、どうなるか。
ミュージシャンが変わればどうなるか。
ご厚意で撮っていただいていたビデオを
プロに依頼するとどうなるか。
様々な要因に対して
クラスとして準備ができる。

それ以外のことがらについては
また、後日。
全般に対する総括を出すことになっている。

発表会に臨むための問題点は
今回、数多く見つかっている。
それらを今解決することは難しいにしても
項目をあげて確認する作業は
必要だと思われる。

終わったから、と、
そのままでもかまわないのだが
私が中心となってかかわったイベントであるから
自分のポリシーに反する終わり方はしたくない。


ミーティングの後、
みんなとの昼食まではつきあったが
頭痛がひどくなってきて
最後の、先生とお茶、までは行きつけなかった。

一足先に、帰宅。
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by sararaM | 2008-05-17 21:22 | 2度目の発表会へ | Comments(4)

聴いてみる


月曜はけっこう元気だったのに
火曜の朝に、片頭痛の発作が起きた。

月曜あたりまでは、脳内麻薬が
充満していたのかもしれない。

で、丸1日でかなり復活。(ホントか?!)

これは、私にしては異例の速さ(笑)


当日、一番後ろの席の息子に
ICレコーダで録音してもらっていたのを
やっと、PCに取り込む。

さあ、再生。

今回はかなり、ドキドキする。

‥‥

‥‥

‥‥

ううう~ん。

そんなに無茶苦茶ではないが‥
いい声、とは、言えないなあ。

微妙にずれてるところも、無きにしも非ず。

声質は、仕方ないのかなあ。
いや、
鍛錬で、変わってくることはあるはずだ。
持って生まれた本質は変わらないかもしれないけれど。

「シェルブールの雨傘」は
かなり、抑え目に歌っている。
そんなつもりは、なかったのだけど。
一番たかいところも、
もしかしたら上がりきっていなかったかもしれないな。

一応、客観的に聴いているつもり。

歌っている時に、できた、と思っていても
録音を聴いてみると
いろんなところが見えてくる。
恥ずかしいし、照れ臭いし、
逃げ出したくなるけど、
でも、やっぱり、聴かなくっちゃ。

発表曲は、発表会で完了なのだけれど
もう少し練習すると
もうちょっと、聴ける歌になるかなあ。


痛みの残る頭で
こんなことをウダウダ考えてるから
また、片頭痛になるのかもしれない(笑)
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by sararaM | 2008-05-14 08:30 | 2度目の発表会へ | Comments(0)

書き忘れ



かなり一気に書ききって
あとで読み直して、抜けていることに気付いた。


2部の最初は、「女歌手は20才」

今回、彼女の高校時代の担任の先生が来られるというので
ナレーションではそのことに触れた。
曲が終わり、
その先生が花束を彼女に手渡して
そして、マイクを持って一言。

旧姓~~さんが、シャンソンを歌っていると聞き
今日はやってきた
あの、おとなしい子が
こんなに華やかに、こんな衣装で歌ってるなんて!
(真紅に黒のレースのとても華やかなロングドレス)
とってもいいものを見せてもらった。
ありがとう!

彼女の熱唱に花を添える言葉になった。

こういうのは、ほんとに、
内輪の発表会で、
ほのぼのしてて、いいなあ、と思う。

私たちが求めてるものは
いまのところは、こういう発表会。
久しぶりに会う友人や
母親に
ちょっと違う自分を見せて
華やかな雰囲気に浸ってもらって
楽しい思いで帰ってもらう。
それでいいと思ってる。

いつかは、脱皮が必要なのかもしれないけれど。
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by sararaM | 2008-05-12 23:37 | 2度目の発表会へ | Comments(0)

一夜明けて


朝、何とか起きることができた。


今、自分がかなり冷静であることに気付く。

昨年、初めてのステージの後
1週間くらいは夢見心地だった。

いつまでも
バックの演奏と
スポットライトと
大きな拍手と
そんな中にいるような感覚だった。

それが、今回は、ない。

これが2回目、というものなのか?
それとも、私に何か変化があったのだろうか?


歌でも何でも
1段1段上っていくのだとすれば
今回の段は、格別に高かったような気がする。
最初の段は
とにかく必死に頑張りさえすれば届いたような気がしたが
次の、今回の段は
その上に何があるのかさえ
見えないような気がした。
日々の歩みはあまりにも困難で
私は、遭難しそうな気さえした。

私だけの感覚かもしれない。
たまたま、選んでもらった曲が
私にはたいへんだった、ということかもしれない。

でも、みんな苦しげだったような気がする。

何とかかんとか
それでも登りきるのが私たちのメンバーかもしれない。

追い詰めるとどれほど伸びるかわからないクラス

確か、先生がそんな風に話されているのを
聞いた気がする。

でも、しんどかった。


歌えるようになりたい曲はまだたくさんある。
自分なりの表現ができるようになりたい。
素敵なバックで、スポットライトを浴びるのも、いい。

そういう気持ちはもちろんちゃんと、ある。

だけど、
昨年、初ステージの幕が降りたとたんに
次のステージまでの道が、目の前にぱーっと伸びて行った、
あの感覚は、出てこない。


これは、成長なのか?
それとも、少し、疲れているだけなのか?

自分自身がつかみ切れずに
たゆたって、いる。
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by sararaM | 2008-05-12 23:27 | 2度目の発表会へ | Comments(0)

宴のあと


宴のあとは現実に戻る。

しっかり頭を回して事務手続き。

バックで演奏してくださった方々へ
感謝の気持ちとともに、お礼を。

会場へのお支払。

今日は45名だそうだ。
昨年は10ほど多かったので
ぎっしりという感じがしたが、
今日は、私たちの感覚ではちょうどよかった。
80名入る、と聞くのだが
80も入ると身動きが取れないだろう、と思う。
60で限度ではないだろうか。

しかしお店側とすれば、45は少ないということかもしれない。

打ち上げに、写真関係の方の手配が入る。
他教室の方はゼロと聞いていたが、実はおいでになる。

バタバタとすべきことを終え
会場をチェック。
残してあるものはないように。

ほとんどの人が打ち上げ会場に移動。

会計を預かってくれている人に
あとをお願いする。

で、初めて
先生に片頭痛の件を告げる。
と言うことで、打ち上げは失礼します、と。

だってね。
言ったからと言ってどうなるものじゃないし。
私自身の判断だし。


まだ明るい大阪の御堂筋。
青いおめめで出て行くのははずかしいけれど。
階下で待っていてくれる夫のもとへ帰る。

そのまま、まっすぐ家へ。
車がダメなので電車で。
駅前までは先に帰っていた息子が車で迎えに来てくれていた。
家に着くと
お風呂が沸いていて
ご飯のスイッチも入っている。
よしよし、優秀だ(笑)


熱いお味噌汁がお腹にしみる。
片頭痛でほとんど食事を摂っていなかったし
朝、コーヒーを飲んで以来
ほぼ、飲まず食わず。
そんなままでよくアナウンスをし、歌ったものだ。
久しぶりにちゃんとしたご飯を食べる。
お腹にもおさまりそうだ。


そろそろと付け睫をはずす。
いたたた。
しっかり付いている。
付けてもらったとき、
上の瞼と下の瞼がくっついていて(笑)
メイクさんが、はがすのに苦労されたくらいだ。

家にある3種類の「メイク落とし」なるもので
洗顔を開始。
それぞれ順に3回ずつ試みるが
青いシャドー?だけは
少し残っている。
おそるべし。プロメイク。
(私が普段メイクしないので、強力なメイク落としを持ってないだけかも)

足腰が異様に疲れて、痛い。
ヒールのせいか
気を張って、いい姿勢でいたからか(笑)

もう、眠ろう。
もう、何も考えまい。

終わったのだから。
終わったのだから。
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by sararaM | 2008-05-12 14:28 | 2度目の発表会へ | Comments(0)

ラ・ヴィ・ドゥ・シャンソン 第2部


今年は1人少ないところへ全員の曲がない。
しかも、1曲が短いものもあったりして
1部はあっというまに終わってしまった気がした。

休憩のアナウンスに
バックも?会場も、えっ?という雰囲気。

来てもらった友人に挨拶をして控室へ。
みな、わやわやと着替えしたり
一息ついたり。

多分、メンバーで一番お上手と思われる
「過ぎ去りし青春の日々」の彼女が
ものすごく上がった、と言う。
本番の方がリハーサルより上がって
足がガタガタ震えた、と。
去年は怖いもの知らずで、気持ちよく歌ったのに、と。

そうなんだ。
あんなにみごとに歌える彼女が
足が震えていたなんて。

控室で聴いた歌声には、
そんなところ、これっぽっちも感じられなかった。

30分あるはずなのに
あっという間に、照明が落ちる。

2部の始まりだ。

2部は前半のナレーションを別の人に任せて
私は、右袖で出番を待つ。

「愛しかないとき」は
黒のスパンコールのハイネックノースリーブ
黒のワイドパンツ、だった。
この上下は、ドレスショップではなく
普通の洋服屋さんで買ったもの。
私の、「愛しかないとき」のイメージ。

2部の「シェルブールの雨傘」は苦労した。
私が思い描く「シェルブール色」が見つからなくて。
結局、サテンの白の細身のロングドレスに
上に、ハイネックのノースリーブの
白のスパンコールを着た。
そして、大阪の繊維の問屋街の布地の専門店で
イメージの色のシャンブレーオーガンジー?を買い
それをショールのように使うことにした。
色は、すこ~し紫が入ったようなブルー

こちらの曲は、
自分で納得がいっている(あくまでも自分で)ので
ステージに立つのも、少し気が楽。

何となく、バックの始まりかたが違うような気がするが
あまり気にせず、ふわっと入り込む。
愛しい人を、引き留めたいけれど
引き留めきれない哀しさ

私はまだ「離見の見」までたどりつかない。
だから、精一杯の当事者。

お知り合いになったシャンソン歌手の方のアドバイスで
喉を休めていたのがよかったのか
高い声も、難なく出る。
ロングトーンも、気持ちよく伸びる。

身振りも手ぶりも何もなく
ただただ、歌う。

4分ほどの曲なのに、あっという間に終わってしまう。

何か、すごく静かな気持ち。
不思議な感覚。

友人が大きな花束をステージに届けてくれる。
晴れがましいが、やはり、うれしい。


ステージを降りると、ナレーションに戻る。
会場を大回りして、ナレーション席へ。

ビデオを早送りしているかのように
曲が過ぎていく。

もう、最後。

私たちの最後は
正確な歌い方と高い声が美しい彼女。
「いつの日か」

この曲は、最初教室で聴いたとき、
みな、それほど惹かれる曲ではなかった。
ところが、彼女が練習で歌い始め、
回数が重なるにつれて
その旋律と彼女の声が耳に残り始めたのだ。
ここしばらくは、ぼ~っとしていると
♪いつの日か、君にも、わかる~♪
と、頭の中をメロディが流れている
そんな曲だ。

彼女の歌声は、ほんとうに美しく
彼女自身が歌の中に酔っているような雰囲気だった。
くじ引き、とは言え、ラストにふさわしい歌声だと思った。


しめくくりは先生。

今年はみんなで歌うところがない曲。
最初は、不調で出られなくなったメンバーの曲を歌う
という話もあった。
その時には、ナレーションは
その顛末について話すはずだった。

それがなくなって
全く単独の曲なので
先生のナレーションが必要になる。

先生はご自分のナレーションは監修されない。
自分のことは自分で言えない、と。
リハーサルもなし。

だから、ぶっつけ本番。
何を言ってもいいことになっている(笑)



昨年、~~先生の愛の鞭は、「革の鞭」でした。
(このあたりでクスクスと笑い声)
今年、ムチは「鋼」に変わりました。
(この辺で、噴き出してくれる)
来年は、はたして、
どんな「ムチ」が登場するのでしょう?!
(ここで大喝采) ‥よしっ!笑いがとれた!‥

「街に歌が流れてる」 私たちの先生、~~~~先生!



やっぱり先生の声は違う。
マイクをどれだけ離していても
会場全てを支配するハリを持っている。

最後に先生から一言ご挨拶。
出演者をもう一度ステージに呼び、紹介。
バックはコマン・サ・バ
そして、全員で深く、礼。

カーテンが開けられ、ハウス内が明るくなる。


終わった!!
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by sararaM | 2008-05-12 12:19 | 2度目の発表会へ | Comments(0)

ラ・ヴィ・ドゥ・シャンソン 第1部


オープニングの演奏が始まる。

それに続いて、1曲目「コマン・サ・バ」
今年は、挨拶の前に1曲目を歌うことになっている。
お!いいぞ!
にっこり笑ってる。
コマン・サ・バの彼女は、「笑うこと」が課題だった。

それが終わってから、曲の紹介と、ご挨拶。

ステージへ出ていく。
あれ? 客席は真っ暗。
何も見えない。
去年、こんなに暗かったっけ?

逆サイドにあるナレーションマイクを取りに行く。
おっと、コードが短い。
ステージの真ん中まで帰ってこられないぞ。
何か、へんな立ち位置で、ご挨拶。

挨拶の中身はいろいろ考えてあったのだけれど
当日、着いてみれば
アクロスビルの真下の御堂筋は
なんとかフェスティバルをやってる。
車を規制して、ホコ天(古っ!)状態。
しかも、真下でジャズフェスティバルだそうだ。
時間も午後2時から、とほとんどかぶっている。
去年は韓国領事館がらみのシュプレヒコールで
気を取られた覚えがあるので
この件はご挨拶に入れるようにと、先生からの指示。
はいはい。何でもしゃべります(笑)

そのまま、逆側のナレーション席に着く。

「ローズ」の彼女は
扁桃腺を腫らして1か月。
熱が出たり引いたりの状態が続き
高くきれいな声が戻らないまま。
結局、当日、3度下げて歌うことになった。
それはそれで、甘く、いい声。
たっぷりした感じに歌って、終了。

「オー・パパ」の歌を聴いて、席を立つ。

ここでバンド紹介。
メンバーの最高齢、喜寿、黒一点の彼。
歌もそうなのだが、
彼のなんとも言えない語り口は
場を和ませる。
いろいろ趣向を凝らした紹介文を
原稿のとおり、一字一句誤りなく覚えてきている。
だから、ミュージシャンが
普段のように?突っ込みを入れたりすると
あとが、出てこなくなったりするのだ。
(リハーサルの時はそうなった)

控室で、そのあとの
「過ぎ去りし青春の日々」を聴く。
彼女の正確な歌い方と済んだ高い声は
ますます磨きがかかっている。

「私の神様」が終わったところで、出ていく。

「ルノー王の哀歌」の彼女は
メンバーの中で一番低い迫力のある声の持ち主。
14番まであるこの曲は
さながら昔の絵巻物を見ているかのようだ。

最後の大迫力の盛り上がりの後、歌うのは
やっぱり、歌いにくい(笑)

さあ、「愛しかないとき」
歌詞は頭の中に残っているのか?いないのか?


私はこの曲を歌い上げることはできなかった。
だから、私は、語ろう、と思う。
1番はシンセサイザーがストリングスだけで弾いてくれる。
若き日に聴いた、フォークのように
自分の思いを、語る、
そんなつもりで。

真っ暗で見えないけれど
そこにいるはずの
日々、仕事と格闘している友人に。
力づけてくれた、他教室の仲間に。
病をおして、きてくれているメンバーの家族に。
ここにいる、生きているひとりひとりに。

この曲を練習して半年。
初めて、バックにすべてを委ねて
気持ちのままに歌うことができた。

歌い終えて、深く、礼。
やっと、ここまでたどり着いた、そう、思った。
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by sararaM | 2008-05-12 10:20 | 2度目の発表会へ | Comments(0)

始まる


朝、4時ころ目が覚めた。

片頭痛の発作が出て30時間。
ほとんどベッドでじっとしていた。

それほど眠っていたわけではないが
薬を飲んで、安静。
それしかないのだから。

そろそろと起きだしてみる。

まだ、頭痛はしっかり残っている。
でも、とにかく、動いてみよう。

お風呂に入る。
何度も目を閉じて、
「光の輪」(片頭痛の予兆)が生まれてこないか確かめる。
ドレスなど、準備を始める。

コーヒーを飲んで、パンを少し。

とにかく、行ってみる、と家族に宣言。

一人で行くつもりだったが
夫が会場まで送ってくれるという。
途中で、光の輪が出たら連れて帰る、と。
光の輪が出ると、視界がチカチカして欠けてくるので
外を一人では歩けない。
薬を飲んでも、強烈な吐き気に襲われることもある。
確かに、一人はキケン。

かなり涼しくなった大阪だが
私には寒くて寒くて仕方がなかった。
ちょっと熱っぽい。

1時間半ほどで会場に到着。
もう一度「大丈夫か?」と念を押され、別れる。

ここからは、頑張りきるしかない。

7階には何人かのメンバーと
シンセサイザーのK氏が到着されていた。
機材のセッティングなども完了されていて
マイクが足りなくて、
音響の方がコードを買いに走っているとのこと。

みんながそろい始める。

着替えている途中から
最後のリハーサルが始まる。

お店の後方では、プロのメイクさんが来られて
メイクも始まっている。

同時並行。

今年はナレーションはぶっつけ本番で
リハーサルは、なし。
やや、慌ただしい感じがする。

私は、自分の曲を歌ったのが
金曜日のレッスンスタジオが最後。
それ以来、一切、曲を聴いていないし歌詞も目にしていない。

「愛しかないとき」
何となく、ぼ~~~っとステージに立ち
歌い始める。
伴奏のカラオケテープと実際では
ピアノもシンセも音の聴こえ方が違うなあ、なんて
頭のどこかで考えながら
拍子をどこでとるか探していたりした。

♪ い~~ま~~~~ あ~~~~い~~~~ ♪

と、終わったら、バックはまだ続いていた!

あちゃあ!
一回、少なかった‥
こんなミス、未だかつてしたことがない。
通常のレッスンでも、家での練習でも。
ぼ~~っと、してるんだろうか??
今までにない恐怖感が走る。

一度突っかかると、
マイナーなことばかり考えてしまう。
去年より練習量が少なかったな、とか
去年は寝言でも歌えるくらいだったよな、とか。
もしかして、全部忘れてたらどうしよう、とか。

私の不安感などおかまいなく
リハーサルは流れていく。

後ろではメイクさんによって
着々と「美人」が創られていく。

始める前に先生が一言、
「プロの方なんだから、全て委ねなさい!」
こんなの恥ずかしいとか
人前にでられないとか
キャーキャー言うな、ということだ。

私は去年の体験があるので
ナチュラルメイクにするつもりで
友人たちへの添え書きにも
「今年は付け睫なんてしませんからね~」
などと、書いていた。

しかしながら、もうこうなっては無駄な抵抗。
みんな、順繰りに
おめめぱっちり美人に出来上がっていく。
曲の関係で、私は最後。

青いシャドーに真っ赤な口紅
長~い睫にキラキラほっぺ。
あははははは。
みんで渡れば怖くない。

出来上がりの頃、
先生が顔を覗き込みに来る。
「な、何ですか?」
「いや~ 去年より普通やと思って」

髪は、高い目のポニーテールにしてもらった。

第2部には、ほどいて長いままにしようと思っている。


テンションはかなり上がっている。

もう、頭痛がするのか、熱があるのか
自分では感知できない状態に入る。

その割には
去年のような高揚感はなく
冷静な部分が残っている感じではあった。

開場。

控室で待つ私たちに
会場のざわめきが伝わってくる。

始まるのだ。
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by sararaM | 2008-05-12 09:22 | 2度目の発表会へ | Comments(0)

最後の練習



希望者だけ。
いつものレッスンスタジオを借りて。
伴奏は例のカセットテープ。

家での練習と違うところは
マイクを通して歌えること。
仲間内とはいえ、聴き手がいること。

7人のうち、所用で3人は欠席。4人で練習する。

ステージ用の靴を持ってきて履いて歌う人。
ショールの結び方を工夫するためにドレスも持って来た人。

自分のことはよくわからなくても
他人のことは「見える」ので
容赦ない指摘が飛ぶ。
本人が気付かないうちに、
空いている手が動いていて落ち着かない、とか
視線が上の方過ぎるんじゃないか?とか
テンポがずれる彼女はどこでずれてしまうかを
耳をそばだてて、見つける。
扁桃腺の彼女は、まだ高い声が出ない。
「ローズ」の一番高い音は難しそうだ。
どうする?

私はマイクを使って挨拶の練習をやってみる。

今年は、全てにおいて
練習が足りていないという気がする。
去年は、挨拶の練習ですら、何度やったかわからない。
今年は最終稿がやっと1週間前に出来上がったところだ。
ま、それはいい。
しゃべることは、私の場合は問題ない。
たいして緊張することもない。
言うべき項目さえ飛ばすことがなければ、何とでも。

歌詞そのもので、うっ、と詰まるところが
何人かに出ている。
去年はこんなこと、なかった。
1か月前くらいになると
歌詞が飛ぶ人などいなかったのに。

歌い方で注意されていることが数多く
それをどこかで考えていると
次の言葉が出てこない、そんな感じかもしれない。

お互い、チェックしあいながらやっていると
あっという間に3時間。

スタジオを後にして、お茶。

明後日が発表会なんて、ピンとこないね~

そんな会話を交わしながら、雑談。


今日、うれしかったことは
狭心症の発作で長く休んでいた彼女が
元気な顔を見せてくれたこと。
長時間は堪えると、途中で帰ったけれど
どうやら発表会を、聴きに来ることはできそうだ。


私の体調はやや下降気味。

でも、きっと、大丈夫。

叔母の容態がよくなくて、
病院からの連絡が来ないように祈る今週。

でも、きっと、大丈夫。

明後日、大阪は雨模様。

こればっかりは、仕方がない。

泣いても笑っても、明後日。

今日、久しぶりの彼女に
「みんな、すごく、よくなったよ~」と言ってもらった。
素直に信じよう。

みんな、頑張った。

それは、間違いがないのだから。

‥‥‥‥‥‥


きっと、大丈夫、と書いてから1時間。

持病の片頭痛の発作が出てしまった。

特効薬を飲んでも、ただひたすら寝てるしか、ない。
今まで20時間くらいベッドにいたが
まだ、頭痛は残っている。

このまま落ち着いてくれることを祈るしかない。

でも、

今日、明日、もし発作が連チャンで起きたら
あきらめるしかなくなる。

どうしていたら大丈夫、という決め手のない発作。


いつ出ても不思議のない体調が続いていたけれど
キアイで持ちこたえるつもりで、いた。

せめて、もう2日、待ってほしかった‥
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by sararaM | 2008-05-09 22:07 | 2度目の発表会へ | Comments(0)

離見の見


今日は通しのリハーサルだった。

先週、音合わせで創ってもらったカラオケテープで
ナレーションも入れて、プログラム通りに流してみる。

それぞれに持って帰ったテープで練習をしたのだが
今までピアノだけで歌っていたのが
シンセサイザーが中心になると
感覚が変わってしまい
みんなカウントに苦労しているようだった。

で、通しで確認をしながら
先生から最後の注意を受ける。

歌い方であったり、間奏の時の演技指導?だったり
視線や手の持って行き方だったりする。

その中で私は
「シェルブールの雨傘」に関して
「離見の見」という言葉を課題としていただいた。

世阿弥の書「花鏡」の中にある言葉。
自らが舞を舞う姿を観客の目で客観的に見つめること、とか。

私は、シェルブールの雨傘の中で
あまりにも感情移入をしすぎて
当の本人になってしまって、哀しんでいる。
しかし、歌い手は自分が哀しむのではなく
その哀しみを聴き手に伝えなければならないのだから
哀しい思いを歌にのせている自分を
外から見つめる冷静な目が必要になる。
そういう眼をもって、歌っている自分を見て
歌い方、感情ののせ方をもう一度考えてごらん、と。

普段、私は、自分に対してそういう見方はできる方だと思っている。
トラブルの中にあっても
今トラブっている自分がいる光景を、斜め上から見つめている自分がいる。
何に対しても、結構、冷静なつもりだ。
だが、今日言われて気がついた。
歌っている自分に関しては
そういうことは全くできていなかった。

きっと、歌うことに精いっぱいなのだ。


さて、時間はあまりないが
最後まで努力してみよう。
観客の目で見つめた私自身は
どのような表情で、どのような歌い方で
シェルブールの雨傘を歌っているのだろうか。
それが見えなければ、独りよがりで、終わってしまうのかもしれない。

シェルブールの雨傘で悲嘆にくれるのは
歌っている私ではなく、聴いていただいているお客様なのだ。
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by sararaM | 2008-05-03 00:46 | 2度目の発表会へ | Comments(0)