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音合わせ


今日は1つの区切りの日、「音合わせ」

去年は、発表会の当日初めて
ベースとドラムの方が入ってくださってのリハーサルだった。

だが、今年は別に1日、
ピアノ・シンセサイザー・ベースの方々がそろって
音合わせをしてくださる。
私たちの歌い方を聴きながら
アレンジをしたり、打ち合わせをしたりする。

最寄りの駅で7人集合して
大阪市を縦断して、服部スタジオまで。
何か、バスツアーのガイドか
遠足の先生みたいな感じ(笑)

それぞれ、やや緊張気味。
この日までに、それなりに形にしておかなければ、と。

1番若い彼女は、扁桃腺を腫らしていて
みごとなハスキーボイス。
高い熱が下がったところだという。
目が潤んでいて、まだ、しんどそう。
が、家で寝ていても落ち着かないので、と、参加。


私は、シンセサイザーなるものを間近で見るのは初めて。
いろいろな楽器の音色が出せる、くらいの知識しかなかった。

すごい!

教会の聖歌隊の合唱のようなものから
アンデスの民族楽器のような音まで、何でも!

最初に私たちが一緒に歌って、
その後、アレンジなど確認してカラオケを入れてくださる。

私たちはそれをお守りにして
2週間余り、練習することになる。

プログラム順で進む。


聴きながら思う。
みんな、よく頑張った。

ギリギリまでかなり大変な状態だった人も多いのに
何とかかんとか間に合わすべくの努力が見て取れる。

去年も、
教室でのリハーサル
本番でのリハーサル、と
驚くほど進化を遂げたクラスだ。
もちろん、本番が一番よかった。

今年も、そのラインに乗れるのだろうか‥


私の、悲惨な状態だった「愛しかないとき」、
初めて聴いたのは
ものすごい迫力のクミコさんのCDだった。
だから、まず、
頑張って力強く歌わねば‥
というところから、私はスタートしたのだった。
だが、とてもじゃないが声量が足りない。
力むと、声が違うところ?へ行ってしまう。
長い時間、そんなところで行きつ戻りつして
「歌う」ところまで、たどり着けなかった。

今日、シンセサイザーの方が
「愛しかないとき」に、フォークギターのような感じで
伴奏を付けてくださった。
そこで、ふっと力が抜けた。
あ、フォークのような感じで歌ってもいいんだ‥
優しく、柔らかく、でも、芯はしっかり持って。
伝えたいこころを乗せて‥

もちろん、まだまだなのはわかっているが
今までで一番、肩の力が抜けて歌えた。

待っている間に、思いっきりドキドキしていたのが
歌っている間に、治まって行った。
ちょっと、ほっと、する。

他教室の方が、勉強のために来ておられて
私の発表曲が「愛しかないとき」のままだったので
少し意外だったようだ。
以前、服部スタジオへ個人レッスンに来た時
ボロボロな状態だったのを知っておられる。
「1年半では難しすぎるわよ」と、その時慰めてくださった。
だから、曲を変更していると思っておられたようだ。

そう。先生からも
「曲、変えてもいいよ」と言われた。

だが、先生が私にと選んでくださった曲なのだから。
そうそう簡単には手放せない。

やっぱり変えなくてよかった、と言えるように、
最後までしっかり練習しよう。


1時からスタートした音合わせは5時半までかかった。
帰路に2時間かかる私たちは
あわててスタジオをあとにする。

後片付けは、
他教室から手伝いに来てくださった方々にお任せ。


最後のバスに乗る頃には雨が降り出した。
大阪は今夜遅くに雨、と言う予報だったが、
何とか、帰りつくころまでもってくれたようだ。


1つ、1つ、段階を踏んで発表会が近付いてくる。

by sararaM | 2008-04-24 00:40 | 2度目の発表会へ | Comments(2)

Commented by sarah000329 at 2008-04-24 15:30
あと二週間。頑張ってください!!
応援しています。sararaさんの「愛しかない時」を
歌ってくださいね。
Commented by sararaM at 2008-04-24 21:48
☆ SARAHさん
応援ありがとうございます!
今の私にできる精一杯で臨みたいと思います。
今年の「愛しかない時」と、何年か後の(歌っているのか?!)
「愛しかない時」は、また違っているだろうと思います。
でも、今は、今の私で臨むしかありません。