ゴージャスなお稽古


「歌えます」で、たまたま隣の席に座られた方。

二言三言交わしただけだったが、
帰りの阪急の駅で一緒になった。


私は「歌えます」には一人で参加している。
いつもお顔を見かける方もいるが、話すわけではない。
会釈程度だ。
今回はとても混んでいたので席がびっしり埋まったせいだ。

私よりかなりご年配と見受けられるその方は
きちんとお化粧され、
黒が基調だが華やかな装い。
エルメスのケリーバッグ。

梅田までの電車が同じだったので
お稽古の話などしながら10分ほどともに過ごした。

7~8年前に片目を悪くされて塞ぎ込まれていたとき
気晴らしに、と、カルチャーセンターの
シャンソンに通ったのがきっかけだったとか。

元宝塚の先生が教えられるその教室、
年に1回の発表会はリッツ・カールトン!!
大阪No.1(と、私は思っている)のホテル。
220名の客席。
その1テーブルに自分の招待客を用意しなければならないそう。
参加費は30万。
ドレスはランバンを買うと25万。
2曲歌うので違うドレスを要求され
発表会に1回出ると100万仕事だった、とか。

ひれはれほれひれ~~(笑)

個人レッスンで、初めてだったので
発表会レベルまで引き上げるのに猛特訓だったらしい。

2年半で3回の発表会に出たけれど
招待客の確保などだんだんしんどくなってきて
やめられた、と。

その2年半については
蚊の泣くような声だったのが、豊かな声量になり
目の調子も軽快し、
気の張る発表会にも出演し、
いい思い出として残っているとのことだったが
「1000万近くは使ったかしら‥」
との言葉に、
人がいなければ
万歳してクルクル回りそうになった私だった。

その方は、それが初めての体験だったから
そんなものだ、と、思っておられたらしい。
最近、お友達になった人に
もっと気楽に楽しく歌えるところがあるのよ、と
連れてきてもらったのが、「歌えます」だったと。

「とっても楽しかったわ」と、その方。


富裕層や格式の高いおうちなどで
自宅に超一流の講師を招くような
そんなお稽古があるだろうというのは理解している。

しかし、一般のカルチャーセンターなのだ。

すごいなあ、としか言えない。

ごく普通の何千円というお稽古でも
私を含めて一般庶民の人間は
これをしたいからあれをやめよう、などと
考え考えやりくりしている。
少なくとも私の周囲では、
いくらでも好きに使えるという人たちはいない。
(単に裕福な知り合いがいないだけ、かも)

いろんな世界があるのだなあ、と
改めて思った1日だった。
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by sararaM | 2008-02-23 15:44 | シャンソン | Comments(2)

Commented by どっひゃ~!!! at 2009-02-06 16:08 x
そんなところだと、私はとても習えませんわ。。。
すごい世界があるものですね、、、
(〃・o・〃)アングリ・・・・・
Commented by sararaM at 2009-02-06 23:53
☆ どっひゃ~!!! さん
はじめまして?ですか?
もしかして、mistyさん?
人違いでしたら、ごめんなさい。

私も、ほんとに驚きました(笑)
私が着ているドレスは、ブラウス1枚くらいの値段です(笑)