「過ぎ去りし青春の日々」


先日の、怒涛の5曲の中の1曲。

メンバーで一番高く澄んだ声の持ち主へ。
とても美しい旋律の曲。

その昔、先生はこの美しい旋律に惹かれて、この曲を練習したらしい。
ところが、どうもよくわからない。
歌がよくわからないというか、自分で何がうまくできていないのかよくわからないが、
でも、どことなく納得の行く曲に仕上がらない。
ずい分年上の大先輩の歌い手さんに、
「一度聴いてみてほしい」と相談したそうだ。
大先輩いわく、
「青春真っ只中の~~ちゃんが歌う曲じゃない。あと、ん十年たってから歌いなさい」

旋律が美しいから、好きだからと言って、それだけで選んではいけないという例だと
先生は笑っておられた。

シャンソンの歌詞の中には
人生の時を重ねて初めて実際の感覚として「わかる」ものが多くある。
それはその年齢になって初めて共感でき、
自分の歌になる。
そんなものかもしれない。

シャンソンを始めて間もない頃、
「永遠の絆」のような曲は、音大出たての若い人が上手に歌うより、
70歳を越えた私たちのメンバーが自分の人生を重ねて歌うほうがよほどいいのだ
と、言われていたことを思い出した。


でも、この曲、
とても美しくて私も惹かれている。
しかも、この歌詞の哀しさと諦観の混じったこころもちを
とてもよくわかってしまうのは‥‥  ちょっと困るかな(笑)
[PR]

by sararaM | 2007-11-08 06:53 | シャンソン | Comments(1)

Commented by バーバリー バッグ at 2013-12-05 09:32 x
「過ぎ去りし青春の日々」 : シャンソンの世界に