続・片頭痛
シャンソンのブログのはずが、片頭痛ばかりになっている‥
が、まあ、ついでだ(笑)
「片頭痛」と聞いても、自分が片頭痛の経験があるか、身内にいるかしないと
ほとんど理解してもらえない。
「頭の片一方が痛むの?」とか「セデス」でもダメなの?」とか言われる。
い~~~~え。 そんな甘いモンじゃありません。
人によりタイプはいろいろのようだが、私の場合は‥
はっきり予兆がある。
医学的には「閃輝暗点」と呼ばれるが、私は「光の輪」と呼んでいる。
ふちが大きくギザギザした4分の3円のひしゃげたような形。
それが、最初は視界の中の1点でチカチカしていて、
だんだん輪を広げてくる。
ギザギザの部分は視界がガラスが割れたように断裂していて、よく見えなくなる。
場合によりその内側も見えにくくなる。
輪はだんだん広がって、視界の外へと消えていく。
片頭痛は脳の血管がギュッと絞まったあと、急激に膨張し、
そのため血管に張り巡らされている神経に強烈な痛みが起こる、というメカニズムらしい。
「光の輪」は、血管が絞まりきるときくらいに視神経に影響があり出てくる、という。
だから、これから強烈な痛みがくるぞ!!!という前触れなのだ。
私の場合は、そこから1時間くらいして痛みが始まる。
片頭痛だと知らず、特効薬も知らなかったときは、それはまさに激烈な痛みだった。
よく、頭がガンガンする、などという言い方をするが、
ガンガンも何もない。
ただひたすらに、痛い。
金槌で頭を叩き割りたいくらいになる。
ひどいときには吐き気を伴う。
光と音に無茶苦茶過敏になるので、
部屋中のカーテンを引き、隙間に目張りをして、真っ暗にする。
そうして目を閉じても、まだ光を感じてつらいのだ。
で、タオルを3重くらいにして、目を覆う。
枕元にボールと水を置き、あとは布団をかぶり耐えるしかない。
一番ひどかった時は、丸4日間、ベッドで動けなかったし、
1週間何も食べられなかった。
そのあと1ヶ月くらい頭痛が尾を引いた。
何とかして痛みを紛らわせたくて、
指圧棒で、頭のあちこちを力任せに押す。
押すと痛いが、その痛みで内側の痛みを紛らわせようということ。
落ち着いてみると、頭のあちこちにたんこぶができている。
そんな状態。
痛みのさなかによく思った。
‥これ、ほんとに片頭痛?まさか、脳の血管が切れてたりしない?‥
片頭痛だとわかっていなければ救急車を呼ぶ。そのくらいの痛みなのだ。
3年ほど前に、自分の頭痛が「片頭痛」だと知り、
その後医者に相談して、特効薬であるトリプタン製剤を処方してもらった。
確かに、効く。
今は、「光の輪」が出たら、速攻服用。
痛みが出始めるまでの1時間ほどの間に、
どうしてもしなければならないことをダダダダーっと片付けて、
部屋のカーテンを引いたり水を用意したりして、
布団に入り、安静。
丸1日くらいは、じっとしている。
それで過ぎ去れば、めっけもの。
それでも痛みは感じるが、飲まないのと比べると天と地ほどの差。
出てくるのは
精神的な緊張が続き、それが解けたとき。
緊張が続きすぎて耐え切れなくなったとき。
そんなときはたいてい、身体的な疲労も伴っているし、肩こりも極限に達している。
気分の持ち方や精神のコントロールで
少しは出現が減るらしい。
気分よくシャンソンを歌って、片頭痛とほどほどの関係になりたいものだ。
by sararaM | 2007-10-13 15:50 | 日常 | Comments(2)
片頭痛発作の後に約24時間の場合、片頭痛に苦しんでいる人は、エネルギーの消耗を感じることが光と音に対する感度と一緒に低悪性度の頭痛が発生することがあります。残念ながら、いくつかの患者は、この期間中に頭痛の再発を持っている可能性があります。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
今も片頭痛が持病の1つであることに変わりはないのですが
大きな発作はずいぶん治まってきました。
ここ半年ほど、出ていません。
ただ、予兆を伴う大きな発作が減っただけで
これは軽い片頭痛か?というような頭痛はよくあります。
それでも、かなり楽になっています。
ありがとうございました。