お出かけと歌のリハビリ その5



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後半はまた、お客様の歌から。

1部で「もみじ」を歌われた方は「ふるさと」を。
歌う前のお話で、息子さんのことを。
あら?と思いつつ聴いていると・・
この方は大切に育てられた息子さんを亡くされたらしい・・
無念の母の思いが言葉にあふれている。
歌われた「ふるさと」の隅々まで
息子さんへの愛で満ちている。
私の一人息子を、緊急手術でドアの向こうへ消えていくのを見送った光景と重なり
胸が詰まってくる。

もどらない声のまま、私は「赤とんぼ」を1番ルバートで。
童謡の赤とんぼではなく
福島の夫婦デュオ菊地陽子さんの作詞作曲。
こちらは母を思う歌。

https://www.youtube.com/watch?v=jHXV8LLOqfs

全国ネットでは神野美伽さんが歌い、
シャンソンでは荒井洸子さんや、最近では伊藤ともんさんが歌っておられる。

男性の方は「愛しかないとき」を原語で。

ライブの2部。

河合さんの「秋桜」はしっとりこころにしみる。

ピアニストの綾部さんがタンゴがお得意ということもあり
前後半を通じて、何曲か、タンゴ。
私が初めて聴く曲も多く、曲名が定かでなくなってしまったのが残念。
葛木さんの最後の曲が「さらば草原よ」
YouTubeで、どれが適当なのかがわからなくて、とりあえず。

https://www.youtube.com/watch?v=MarZhOhFiMY


何だかあっという間に終わってしまったライブ。
時間を感じられなかったというのは
集中していたということだろう。

帰り際、
お客様の男性に1つめの歌の曲名を尋ねられた。
いいメロディだ、と。どなたが歌っておられるか、と。
「サンフランシスコの6枚の枯葉」
この季節には、シャンソン歌手の方なら歌われることが多いだろう。
誰の歌、という人は私には思い浮かばない。
ピアニストさんからは「赤とんぼ」を
「いい歌やね」と声をかけていただいた。
私が好きな歌を、
旋律であれ、歌そのものであれ、
いいなと感じてもらえたことはうれしかった。
私がいいと感じた歌のほんの少しでも
他の方へ橋渡しができたような気がして。

外へ出たら雨は上がっていた。
さあ、帰ろう!

少なくとも目的は完遂した。

・・・・・

久しぶりのお出かけは、リハビリというにはかなりハード。
どこへも立ち寄らずまっすぐ帰ったが
帰り着いたら、立ち上がれない。
そのあと3日ほど、座っているのもしんどかったくらいの疲労感。

でも。
行きたかったところへ行けた、というのは大きい。

そして、ほぼ1年ぶりくらいに人前で歌う気になった。
何より、譜面を広げた(笑)

はたしてこの日は、復帰への道につながるのだろうか???



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by sararaM | 2016-10-16 16:43 | シャンソン | Comments(0)