あのころの私



私が歌を始めたころから書いているブログがある。
何も知らない超初心者の強みで
練習のこと、歌のこと、あれこれ書いてきた。
そのブログから、一生の友人も何人か、できた。

たまに昔の日記にコメントが付く。
検索でひっかかって、書いてくださるのだろう。

先日、6年ほどの前の日記にコメントが付き
お返事を書いた後、
たまたま次の日記を開いてみた。

「行かないで」

http://sararam.exblog.jp/12654326/

え?これ何?
という文が広がっている。

ああ、そうか・・
練習するときに、歌の物語を考えることから始めていた。
私は誰?
いくつくらい?
どこにいる?
彼は?
どんな気持ち?
季節はいつ?
時間帯は?
何があった?
ここからどうなる?

すごく細かな設定をして
自分の感覚がそこにいるような状態になって
そして、歌う。

今でも言葉が好きで
気持ちも考えるけれど
こんな細部まで考え込んで
物語を文章にすることはなくなって・・いた。

今は、
声を出すこと
音程をきちんととること
いわゆる、ちゃんと歌うことを主として練習しているので
歌い初めに何を思うかと言えば
音が外れないか
息が続くか
テンポが遅れないか
そんなことばかり。
だからか、いつも、恐る恐る歌っている感じ。

それはそれで、とても大事なことだと思うから練習しているのだが
自分の全てをぶつけるように(でも、無茶苦茶・・)
歌っていた頃の自分に突然出会い
とても新鮮な気持ちになった。

歌の練習にも行けず
自宅で練習するパワーもなく
モチベーションを保てないこの頃。
あのころの私が、なんだか懐かしい。



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by sararaM | 2016-03-23 16:01 | シャンソン | Comments(2)

Commented by くじび・・・ at 2016-03-23 23:51 x
深いですね。
人に聞いてもらうとなるとそこまで考えなきゃならないのでしょうね。

自分は鼻歌でフィーリングで歌って居れて良かった。
Commented by sararaM at 2016-03-25 10:49
☆くじび・・・さん
鼻歌で歌っている歌もいいな~と思います。
ただ、問われてみると、
そんなことあまり考えてなかった~という部分もありまして。
彼が、そこにいるのか、いないのか、で
呼びかけ方も変わりますよね。
細部を構築して、歌が劇的に変わるほど
私に技術はありませんが
尋ねられたら「こんな光景」と言えるだけのイメージは持っていたいなと思うのでありました。